FLOWERS in my LIFE

毎日の暮らしの中にあるトキメキ、今日も見つけよう!~お家が大好きな主婦による、ごく普通の毎日を綴るブログです。

恩師との電話

皆さまこんにちは。

いつもご訪問頂きありがとうございます。

今日は、先日恩師に電話をしたときのことをお話します。

 

 

私には、高校時代とてもお世話になった先生がいます。

先生は、当時倫理という社会科の科目を教えていました。

 

倫理という科目が何を勉強するのか分からず、

私はわくわくしながら最初の授業を待っていました。

 

チャイムが鳴り、数分経ってから、その先生はドアを乱暴に開けて

教室に入って来ました。

白髪が混じって、日に焼けた小柄な男の先生でした。

「こらうるさい!」

と先生はざわざわしている教室に向かって怒鳴りました。

「うるさい奴は引きずり出すぞ!」

と言って黒板のど真ん中に自分の名前を書き、読み方を説明しています。

 

その瞬間、私に生まれて初めての感覚が沸き起こりました。

「あー、この人は私の出会いたかった人だ。」

と分かったのです。

それは、「思う」とか「信じる」とかいうものを越えていました。

「知って」いました。

 

私はその瞬間から、先生のことが大好きになりました。

先生に名前を覚えてもらおうと一生懸命に勉強したので、

1年間ずっと倫理だけは学年で1番でした。

 

私は当時、家庭が混乱している最中だったので、悩みの多い乙女でした。

毎週先生に会いに行っては、何を相談するわけではありませんが

ただ先生のおしゃべりに耳を傾けて、

たまに家庭の様子を聞かれると、ぽつりぽつり話したりしました。

先生の存在が、私の心を支えてくれていました。

 

卒業してからずっと、先生に会いたい気持ちはありましたが、

それはなかなか叶いませんでした。

次に先生の前に座るときは、全てを乗り越えた自分でいたかったからです。

 

やっと自分の準備が整った先週、先生に電話をしました。

久しぶりに聞く先生の声は、年を取ったことを感じさせました。

それでも元気に毎日を過ごしているようでした。

 

電話を切った後、私は一日中ふわふわ泣いていました。

自分が心から大切に想い、愛している人から、

大切に想われ愛されているという喜び。

「もしもし、」

と電話口で言っただけで、私だと分かってくれるくらい、

ずっと心の中に置いてくれてたんですね。

そうだ、自分の人生はこんなにも満ち足りていたんだ…

と改めて感謝しました。

 

昔から先生の前では、私は他のことは気にならなくなります。

誰に何を言われるかとか、

こうしたら変に思われるとか、

普段は人からの目を気にするくせに、

もうそんなこと、どうだっていいや!

という気持ちになります。

 

「そんなことより今!

今この大事な時間を全身全霊で味わいたいの!」

そんな不思議な情熱が、私のどこからか湧いてきます。

 

人生に、こんな出会いって何回あるのでしょうか。

家族、

親友、

夫、

先生、

それぞれがそれぞれの形で、私の人生に豊かさを与えてくれています。

ありがとう。

 

皆さんにも素晴らしい出会いがありますように。

 

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