FLOWERS in my LIFE

毎日の暮らしの中にあるトキメキ、今日も見つけよう!~お家が大好きな主婦による、ごく普通の毎日を綴るブログです。

『てん子ちゃんとアントン』あらすじ

わたしがお勧めする児童文学を紹介します。(あらすじはネタバレなし)

 

第5回 『てん子ちゃんとアントン』 作・ケストナー

【主な登場人物】

・てん子ちゃん(ルイーゼ₌ポッゲ)…明るく可愛い女の子。少し変わり者。

・ポッゲ氏…てん子ちゃんのパパ。社長さん。

・てん子ちゃんのママ…お出かけが好きで、しょっちゅう頭痛がする。

・ミス₌アンダハト…てん子ちゃんの新しい世話係。

・でぶのベルタ…てん子ちゃん家のお手伝いさん。

・おにのロベルト…ミス₌アンダハトの恋人。

・アントン…てん子ちゃんのお友だち。勇敢な少年。お母さんが病気で代わりに働いて

      いる。

【あらすじ】

てん子ちゃんには、パパとママに内緒でしていることがありました。ミス₌アンダハトと一緒に夜の街へくり出すのです。そして、橋の上に立ってマッチを売ってお金を稼いでいたのです。橋の向こう側には今日もアントンが立って、靴紐を売っています。アントンは商売が下手で、その上お母さんが病気なので貧乏でした。しかし、てん子ちゃんは社長さんのお嬢さんです。一体てん子ちゃんはどうして貧しい身なりになって、「お母さんは目が見えません。マッチを買ってください。」なんて言っているのでしょうか?どうやらミス₌アンダハトとおにのロベルトは何かを企んでいるようなのですが…。

【感想】

ケストナーの作品では、『ふたりのロッテ』が有名で映画やアニメや舞台になっていますが、この作品もストーリーが面白くお勧めです。完訳だとケストナーのお説教が章ごとにまとまっていて、子どもの頃はそれを飛ばして物語だけ読んでいました。

私はてん子ちゃんとアントンがどうして仲良くなったのか、大人になってみて不思議に感じるようになりました。育ちも環境も全然違うので、一歩違えば、アントンはてん子ちゃんを嫌うようになったと思います。なにしろ、彼は誇りが高い立派な少年ですから。でも、てん子ちゃんの素直で前向きな性格やのんびりとしたところに、アントンは惹かれたのかも知れません。大人だったら友達になれないような相手でも、子どもだと仲良くなれる、そんな純粋な世界を感じました。二人が大人になっても、特別仲良しな関係であってほしいと思ってしまいます。

【感想】